[撮影地]西伊豆 井田
[撮影者]山下将司

[学名]Chromis notatus
[分類]スズキ目-ベラ亜目-スズメダイ科‐スズメダイ亜科-スズメダイ科-スズメダイ属
[和名]スズメダイ 雀鯛 鈴目鯛
[英名]Pearl-spot chromis
[生息地]北陸 伊豆 南紀 四国

スズメダイの仲間では、最も低温に強く、8度の水温にも耐えます。
背びれの最後の付け根にある白い点が特徴。ただし死ぬとすぐに消えてしまいます。

名前の由来は「鈴のような目をしている」ところからきているらしい。

主に動物プランクトンを捕食。
繁殖期は、夏で、婚姻色になると全体が金色になり、体のふちが紫色っぽく、青く光っているように見え、とてもキレイですよ。
オスは、孵化するまで卵を外敵から守ります。

日頃、見慣れたお魚ですが、よく観察してみると、卵を見れたり、婚姻色をみれたりと、新たな発見がありますよ!

2007.07

スズメダイ類は基本的に南方系の魚です(クマノミの仲間もスズメダイ類)。南の海から海流にのってやってきた南方系の魚たちは「季節来遊魚」と呼ばれ、水温の高い夏〜秋にかけて日本沿岸で生息しますが、水温が下がる冬になると、越冬できずにほとんどが死んでしまいます。しかし、スズメダイはスズメダイ類のなかで最も低温に強く、8℃の水温にも耐え、日本海で越冬できる唯一の種類です。産卵期は夏で、婚姻色のスズメダイは、各ヒレが鮮やかなブルーにふぢどられて、とってもキレイです。オスは岩のくぼみをきれいに掃除して、メスが来ると飛び上がって求愛します。そして産卵をうながすために、メスの産卵管付近を口でつついて刺激します。メスが産卵すると、オスは卵が孵化するまで、ヒレで新鮮な海水を送ったり、卵にゴミがつかないよう掃除したり、敵がくると攻撃したりして、かいがいしく世話をします。ちょうど今の時期、越前ビーチの岩場で、オスの求愛行動や、卵を守っている姿を見ることができますよ!水深も浅いので、ゆっくり観察してみたら、産卵シーンを見ることができるかも!?
2009.07


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