SDIレックダイバースペシャルティコース|ノンペネトレーション
沈船には、その船が使われていた時代の歴史と、水中に沈んでから形成された新しい生態系があります。船体の形や設備を観察し、背景を知ってから潜ることで、レックダイビングは水中観光以上の体験になります。一方、沈船には鋭利な部分、絡まり、視界不良、深度などの危険があり、状態によっては近づくべきでない場合もあります。SDIレックダイバースペシャルティコースでは、事前調査、沈船外部でのナビゲーション、バディ手順、ライトとカッティングデバイス、緊急時対応、外形のマッピングを学びます。このページで案内するのは、沈船内部へ進入しないノンペネトレーションコースです。evisでは海洋2ダイブを通して、安全に観察・計画できるレックダイバーを育てます。
達成できること
- 沈船の歴史や事前情報を調査できる
- 潜水可能な沈船と危険な沈船を判断する視点を持てる
- 沈船外部で安全なダイブプランを作成できる
- バディコンタクトと視界不良時の手順を理解できる
- ライトとカッティングデバイスを適切に準備できる
- 沈船外部をナビゲーションし、スレートに記録できる
- チームで沈船外形を観察・マッピングできる
- 海洋環境で2ダイブを実施する
- 修了するとSDIレックダイバーとして認定される
- SDIアドバンスドダイバー認定に必要なスペシャルティの1つとして活用できる
受講の条件
- SDIオープンウォータースクーバダイバーまたは同等資格
- 18歳以上(保護者の同意がある場合は10歳以上)
- 水深18mを超える場合は、SDIディープダイバー認定または同等の経験が必要
※ジュニアダイバーは水深18mを超えず、沈船内部へ進入しません。
講習と所要時間
- SDI eラーニング
- インストラクターによる学習内容の確認
- ノンペネトレーションでの海洋実習:2ダイブ
学習講習
- レックダイビングの魅力と目的
- 沈船の歴史と事前調査
- 潜水可能な沈船と危険な沈船の判断
- 水面支援、通信、バックアップ手順
- 視界が変化する環境でのバディコンタクト
- 沈船外部でのナビゲーションとチャート作成
- 方向喪失、ロストバディ、ライト故障への対応
- メインライト、バックアップライト、カッティングデバイス
- 視界不良、シルト、心理的な影響
- リール、ライン、タイオフ、方向マーカーの基礎
- 沈船外形のマッピング
海洋実習
沈船内部へ進入せず、外部で2ダイブを行います。1ダイブ目はダイブプラン、器材確認、沈船への接近、外部の基本的なチャート作成を行います。2ダイブ目は水面休息を含む計画を立て、チームで沈船外形と特徴を観察・マッピングします。
主な課題
- ダイブコンピューターと器材の事前確認
- 沈船と周辺環境に合わせたダイブプラン
- ライトとカッティングデバイスの作動確認
- 沈船周辺への安全な接近
- 沈船外部でのナビゲーション
- スレートを使った基本的なチャート作成
- チームによる沈船外形と特徴のマッピング
- 必要に応じた沈船外部でのライン使用
- バディコンタクトとガス・深度・時間の管理
- 安全な浮上とダイブログの記録
※このコースでは沈船内部へ進入しません。
必要器材・持ち物
- 通常のスクーバダイビング器材一式
- ダイブコンピューター
- メインライトとバックアップライト
- カッティングデバイス
- スレートまたはウエットノート
- 必要に応じてリールとライン
あると便利なグッズ
沈船の資料、サイトマップ、予備のカッティングデバイス、予備ライト
担当インストラクターより一言
沈船を楽しむ第一歩は、中へ入ることではなく、沈船の状態・深度・周囲の環境を読み、安全に外部を観察できることです。evisでは、歴史や形を知る面白さと同時に、近づかない判断や引き返す判断も大切にします。ノンペネトレーションで経験を積んだ後、さらに内部環境を学びたい方は、別コースのSDIレック・リミテッドペネトレーションへ進めます。
講習費用
| 講習費 | 17,600円 |
|---|---|
| 申請料 | 6,600円 |
| 合計 | 24,200円 |
| その他の費用 | 海洋実習費:別途 |
表示料金は税込です。海洋実習費は含まれません。このコースはノンペネトレーションで実施し、沈船内部へは進入しません。