TDI O2サービステクニシャンコース
TDI O2サービステクニシャンコースは、高濃度酸素を含む呼吸ガスに使用するスクーバ器材を、安全に洗浄・点検・準備するための知識と実技を学ぶコースです。
酸素は、油脂や汚れ、不適合な部品などが原因となって、発火や燃焼の危険性が高まります。evisでは、酸素に関する基礎知識だけでなく、実際の器材を使用して、洗浄、部品の選定、組立、点検、表示、記録までをトレーニングします。
達成できること
- 酸素を取り扱う際の危険性を理解できる
- 酸素適合部品と不適合部品を識別できる
- 適切な洗浄剤、潤滑剤、Oリングを選択できる
- 油脂や汚れなどの汚染原因を特定できる
- 器材を酸素サービス用に洗浄・準備できる
- 洗浄後の再汚染を防止できる
- 作業内容を記録し、適切に表示できる
- 酸素サービスに適さない器材を安全に判断できる
認定区分
認定範囲は、受講者が保有する資格と実施した実技によって異なります。
- シリンダーO2サービステクニシャン
- シリンダー、バルブ、マニホールドを酸素サービス用に準備します。
- 器材O2サービステクニシャン
- シリンダー、バルブ、マニホールドに加え、レギュレーターなどの器材を酸素サービス用に準備します。
受講の条件
- 18歳以上
- TDIナイトロックスガスブレンダーまたは同等資格
- 認められた教育機関によるVIP資格
- ダイビング施設、メーカー、ディストリビューターなどに勤務している、または勤務予定であること
- 器材O2サービステクニシャンを受講する場合は、認められたメーカーのレギュレーター整備資格
VIP資格は、このコースと組み合わせて受講できる場合があります。
シリンダーO2サービステクニシャンのみを受講する場合、レギュレーター整備資格は必要ありません。
講習と所要時間
- TDI eラーニングによる事前学習
- 学科および実技講習:1日
- 筆記試験
- 酸素洗浄と器材準備の実技評価
受講人数、認定区分、整備する器材によって講習時間が延長される場合があります。
学習講習
- O2サービステクニシャンの責任
- 酸素の性質と取り扱い
- 発火・燃焼の原因
- 酸素適合部品
- 酸素に適したOリングと潤滑剤
- 洗浄剤と洗浄方法
- 汚染原因と再汚染の防止
- シリンダー、バルブ、マニホールド
- レギュレーターとシステム部品
- コンプレッサー、フィルター、圧力計
- ガス製造方式
- 酸素分析
- シリンダーの取り扱い
- 作業記録、表示、保管
- 作業環境の安全管理
プール講習
このコースにプール講習はありません。実際の器材を使用して、次の実技を行います。
- 作業場所と使用器具の準備
- 器材の分解と部品管理
- 汚染状態の確認
- 適切な洗浄剤の選択
- シリンダーバルブの酸素洗浄
- シリンダーおよびマニホールドの準備
- 部品のすすぎ、乾燥、点検
- 酸素適合部品による組立
- 洗浄後の再汚染防止
- 作業記録と表示
- 酸素サービス用器材としての最終確認
- レギュレーターの酸素洗浄と準備
- 器材O2サービステクニシャンのみ
海洋実習
このコースに海洋実習はありません。
主な課題
- 筆記試験で80%以上を取得する
- 不正解について、担当インストラクターの確認により100%理解する
- シリンダーバルブを酸素サービス用に適切に準備する
- 器材認定の場合は、レギュレーターを適切に準備する
- 酸素洗浄と器材整備の実技を安全に実施する
- TDIのスタンダード&プロシージャーで定められた達成条件を満たす
必要器材・持ち物
- TDI eラーニングを確認できる端末
- 筆記用具
- 作業に適した服装
- 保有資格を確認できるもの
- 整備資格を確認できるもの
- 実技で使用する器材
実技で使用する器材、洗浄剤、交換部品については、受講前に確認します。
担当インストラクターより一言
酸素洗浄は、器材をきれいに見せるための作業ではありません。何を除去し、どの部品を使用し、洗浄後の状態をどのように維持するかまで、一つひとつの工程に理由があります。
evisでは、手順を覚えるだけでなく、作業を中止すべき状態や、自分の資格・技術では対応できない器材を判断する力も大切にしています。
講習費用
| 講習費 | 33,000円 |
|---|---|
| 申請料 | 6,600円 |
| 合計 | 39,600円 |
| その他の費用 | 洗浄剤、Oリング、交換部品などが必要な場合は実費となります。 |
※TDIのスタンダード&プロシージャーで定められた達成条件を満たすことで認定となります。