TDIサイドマウントダイバーコース
TDIサイドマウントダイバーコースは、背中ではなく身体の左右にシリンダーを装着する器材構成を学ぶコースです。
サイドマウントはケイブダイビングで発展してきましたが、現在ではシリンダーを1本ずつ運べること、器材を水中で装着できること、バルブやレギュレーターを自分で確認しやすいことなどから、オープンウォーターでも活用されています。
evisでは、自社ダイビングプールで器材調整、浮力、トリム、推進、ガス管理、緊急時対応を繰り返し練習してから、4回の海洋トレーニングへ進みます。
達成できること
- サイドマウント器材の特徴を理解できる
- 自分の身体に合わせてハーネスとBCDを調整できる
- シリンダー、レギュレーター、ホースを適切に構成できる
- 水中で水平姿勢と流線型を維持できる
- 独立した2本のシリンダーを管理できる
- ガスを均等に使用する手順を実施できる
- 左右のレギュレーターを適切に切り替えられる
- バルブやレギュレーターのトラブルに対応できる
- シリンダーを安全に脱着できる
- サイドマウントに適したエントリーとエキジットを選択できる
- バディと協力して緊急時に対応できる
認定後の範囲
認定後は、次の条件を守ってサイドマウントダイビングを行えます。
- 講習で経験したものと同等の環境
- 現在保有しているダイバー資格の深度・減圧範囲
- 講習で使用したものと同等のサイドマウント器材構成
- 適切なガス管理とバディシステムを使用する
- オーバーヘッド環境へ進入しない
- ケイブや沈船内部には、それぞれの専用資格が必要です。
受講の条件
TDIの参加条件
- 18歳以上
- SDIオープンウォータースクーバダイバーまたは同等資格
evisでの事前確認
このコースでは、中性浮力と水平姿勢を維持した状態で、シリンダーの脱着、ガス切り替え、緊急時対応などを行います。
安全で効果的に講習を進めるため、参加前に次の技術を確認します。
- 安定した中性浮力
- 水平姿勢
- 基本的なフィンワーク
- マスク脱着
- 中性浮力と水平姿勢を維持したSMBの展開
- バディとのガスシェア
- 基本的なガス管理
事前スキルが不足している場合は、evis自社プールでの基礎スキルトレーニングまたはTDIイントロテックダイバーコースをご案内します。
講習と所要時間
- TDI eラーニングによる事前学習
- 学科・器材コンフィグレーション:約3時間
- evis自社ダイビングプール:約8時間
- 海洋トレーニング:4ダイブ
- 開催期間:通常3日以上
器材調整や習熟状況によって、追加のプールトレーニングをご案内する場合があります。
学習講習
- サイドマウントの歴史と用途
- サイドマウントの利点と制約
- シリンダーの選択
- BCDとハーネスの選択
- レギュレーターとホースの構成
- シリンダーの取り付け位置
- 適正ウエイトと配置
- 浮力とトリム
- 流線型と抵抗の低減
- 独立したシリンダーのガス管理
- ガスマッチング
- レギュレーターの切り替え
- バルブとレギュレーターのトラブル
- ガスシェア
- コミュニケーション
- エントリーとエキジット
- ダイブ計画とチーム手順
- 環境への配慮
- サイドマウントで進めるテクニカルダイビング
プール講習
evis自社ダイビングプールで、器材を身体に合わせて調整し、次の技術を練習します。
- 器材の組み立てと点検
- シリンダーの取り付けと取り外し
- 水面と水中でのシリンダー脱着
- 適正ウエイトと配置の確認
- 浮力コントロール
- 水平姿勢
- フロッグキック
- モディファイドフロッグキック
- モディファイドフラッターキック
- バックワーズキック
- ヘリコプターターン
- 左右のレギュレーターの切り替え
- 独立したシリンダーのガス管理
- バブルチェック
- バルブとレギュレーターのトラブル対応
- バディとのガスシェア
- マスクあり・マスクなしでのガス切り替え
- シリンダーを前方へ移動する操作
- シリンダーを携行した状態での流線型
- 中性浮力と水平姿勢を維持したSMBの展開
- エンタングルメントへの対応
- STARTによるプレダイブ確認
- ストレスの認識と軽減
海洋実習
4回のトレーニングダイブを行います。
- 器材構成とプレダイブチェック
- エントリーとエキジット
- 水面でのシリンダー装着
- バブルチェック
- 浮力と水平姿勢
- 各種フィンワーク
- 左右のレギュレーターの切り替え
- 独立したシリンダーのガス管理
- シリンダーの脱着と位置調整
- バルブとレギュレーターのトラブル対応
- バディとのガスシェア
- 中性浮力と水平姿勢を維持したSMBの展開
- チームコミュニケーション
- ガスマッチング
- ダイブ計画の作成と実行
- 環境への配慮
- ダイビング後の器材調整と記録
原則として、ビーチダイビングと、開催地の状況に応じたボートダイビングを組み合わせます。
主な課題
- ランドドリルと水中課題を安全かつ効率的に実施する
- 手足を動かさずに中性浮力を維持する
- 潜降、移動、浮上中に適切な水平姿勢を維持する
- 独立したシリンダーのガスを適切に管理する
- 浮力とトリムを維持したままシリンダーを脱着する
- 視界が制限された状況を想定して対応する
- ダイブ計画を作成し、安全に実行する
- 状況に応じて計画を変更または中止する
- 環境への配慮を継続する
- すべてのトレーニングダイブをログ付けする
- TDIのスタンダード&プロシージャーで定められた達成条件を満たす
必要器材・持ち物
- サイドマウント用BCD・ハーネス
- レギュレーター2セット
- 残圧計2個
- 適切な長さの中圧・高圧ホース
- シリンダー取り付け用バンドと金具
- ダイブコンピューター
- マスク、フィン、保護スーツ
- 適切なウエイトシステム
- クローズドタイプのSMB
- 18m以上のラインを備えたスプール
- カッティングデバイス
- 水中ノート
- バックアップマスク
器材構成は、身体、使用するシリンダー、今後目指すダイビングに合わせて、講習前に確認します。
担当インストラクターより一言
サイドマウントは、器材を装着すれば自然に水平姿勢になるわけではありません。シリンダーの材質や残圧による浮力変化、取り付け位置、ホースの長さ、ウエイト配置などを、一人ひとりに合わせて調整する必要があります。
evisでは、自社ダイビングプールで器材構成と基礎技術を丁寧に整え、海洋トレーニングで実際の環境に対応できる力を育てます。
サイドマウントで減圧、レック、ケイブ、ディープダイビングへ進みたい方には、目標に合わせたコース経路をご案内します。
### サイドマウントの主な特徴
- シリンダーを1本ずつ運搬できる
- 水中でシリンダーを装着できる
- バルブとレギュレーターを自分で確認しやすい
- 独立した2つの呼吸システムを使用できる
- 身体に合わせて器材構成を細かく調整できる
- 適切に調整すると水平姿勢と流線型を維持しやすい
- 環境や目的に合わせてシリンダー構成を変更できる
これらの特徴を安全に活用するには、適切な器材調整とトレーニングが必要です。
講習費用
| 講習費 | 99,000円 |
|---|---|
| 実習費 | 34,100円 |
| 教材/登録費 | 11,550円 |
| 申請料 | 6,600円 |
| 合計 | 139,700円 |
| その他の費用 | 食事代、宿泊費、交通費、器材レンタル料は別途です。 |
- 2名以上で受講する場合:合計から22,000円割引
- evisでサイドマウント用BCD・レギュレーターセットを購入された方:合計から22,000円割引
- サイドマウント器材レンタル:1日6,600円
割引の適用条件は、申込み前にご確認ください。
実習費には、evis自社プール使用料、講習用シリンダー、4回の海洋トレーニング、施設使用料が含まれます。
※TDIのスタンダード&プロシージャーで定められた達成条件を満たすことで認定となります。追加トレーニングが必要な場合は、内容と費用を事前にご案内します。