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コース紹介

Course

TDIトライミックスダイバーコース

TDIトライミックスダイバーコースは、酸素・窒素・ヘリウムを混合したトライミックスを使用し、最大深度60mまでの段階的減圧ダイビングを計画・実行するためのコースです。

ヘリウムを加えることで窒素分圧とガス密度を下げ、深いダイビングにおける窒素ナルコシスや呼吸抵抗を抑えることができます。一方で、ヘリウムの吸収と排出、熱損失、減圧計画、ガス分析、ガスコストなど、空気やナイトロックスとは異なる知識と管理が必要です。

このコースで使用するトライミックスの酸素濃度は18%以上、ヘリウム濃度は25%以上です。evisでは、自社ダイビングプールで8時間のトレーニングを行い、複数のステージシリンダー、ガス切り替え、ガス共有、SMB、バックアップ器材などを繰り返し練習してから海洋へ進みます。

達成できること

  • 酸素濃度18%以上、ヘリウム濃度25%以上のトライミックスを使用した最大深度60mまでのダイビング
  • 等価麻酔深度、ガス密度、酸素曝露を考慮したガス選択
  • 窒素とヘリウムの吸収・排出を考慮した減圧計画
  • ボトムガス、減圧ガス、予備ガスを含むチームのガス計画
  • 複数のステージシリンダーの取り扱いとガス切り替え
  • 減圧ガス喪失、器材故障などの緊急時計画
  • 安定した中性浮力、水平姿勢、浮上速度、停止深度の維持
  • 中性浮力と水平姿勢を維持したSMBの展開と段階的減圧

受講の条件

  • 18歳以上
  • TDIアドバンスナイトロックスダイバーおよびTDI減圧手順ダイバー、または同等資格
  • ログに記録された100回以上のダイブ

講習と所要時間

  • 学科:6時間
  • evis自社ダイビングプール:8時間
  • 海洋トレーニング:4ダイブ
  • 最大深度:60m
  • トライミックスを使用する4ダイブの合計ボトムタイム:100分以上
  • 4ダイブのうち2ダイブ:40m以深
  1. 教材による事前学習を行います。
  2. 来店またはオンラインで、トライミックス、減圧、ガス計画、緊急時計画を学びます。
  3. evis自社ダイビングプールで、器材コンフィグレーション、浮力、水平姿勢、複数のステージシリンダー、ガス共有、SMBなどを繰り返し練習します。
  4. 海洋で4ダイブのトレーニングを行い、酸素濃度18%以上、ヘリウム濃度25%以上のトライミックスを使用した段階的減圧ダイビングを実践します。

evisでTDIエクステンディッドレンジダイバーコースを修了している方は、受講済みの内容を確認したうえで講習の一部を調整できる場合があります。

学習講習
  1. 圧力に関する物理学の復習
  2. 低酸素症、酸素中毒、窒素ナルコシス
  3. 窒素とヘリウムの吸収・排出
  4. ヘリウム、ガス密度、呼吸抵抗、熱損失
  5. HPNSと等圧逆拡散
  6. CNS酸素曝露とOTU
  7. 等価麻酔深度とトライミックスの選択
  8. 空気、ナイトロックス、酸素、ヘリウムを考慮した減圧
  9. 複数のステージシリンダー、スーツ用インフレーション、ライト、バックアップ器材
  10. ダイブコンピュータ、減圧ソフト、SMB、リール
  11. チームのガス管理、ガスマッチング、酸素限界、窒素限界
  12. サポートを含むオペレーション計画
  13. 減圧ガス喪失、器材故障、酸素中毒などの緊急時計画
  14. TDIのスタンダード&プロシージャーに基づく安全管理
プール講習

【ランドドリル】

  1. 基本およびテクニカルダイビングのハンドシグナル
  2. 長い減圧義務に適した器材の選択と準備
  3. 個人およびチームのガス消費量に基づくダイビング計画とガスマッチング
  4. トライミックス、ナイトロックス、酸素の分析とシリンダーへの適切な表示
  5. 等価麻酔深度、酸素曝露、窒素・ヘリウムの吸収を含む計画
  6. サポート、緊急時、減圧ガス喪失時の計画
  7. STARTを使用したプレダイブチェック

【プールトレーニング】

海洋へ進む前に、中性浮力、水平姿勢、複数のステージシリンダー、ガス切り替え、ガス共有、中性浮力と水平姿勢を維持したSMBの展開、バックアップ器材、トラブル対応を繰り返し練習します。

海洋実習

【海洋トレーニング】

  1. チームでのコミュニケーションと状況認識
  2. 複数のステージシリンダーの取り外し、受け渡し、回収、再装着
  3. バディと相互確認して行う正しいガス切り替え
  4. 中性浮力を維持したガス共有
  5. 安定した中性浮力と水平姿勢
  6. 計画に沿った浮上速度と停止深度の維持
  7. 中性浮力と水平姿勢を維持したSMBの展開と、計画に沿った浮上・段階的減圧
  8. 減圧ガスを喪失した場合の代替減圧計画
  9. バックアップマスクの使用
  10. ガス共有を行いながらの浮上
  11. 疲労または意識障害を想定したダイバーへの対応
  12. 水深40m以浅でのバルブシャットダウンドリル
  13. ダイビング環境に適したナビゲーション
  14. 酸素濃度18%以上、ヘリウム濃度25%以上のトライミックスを使用した計画どおりのダイビング

主な課題

【修了条件】

  • TDIトライミックスの筆記試験に合格すること
  • トライミックスをボトムガスとして使用する4ダイブの減圧ダイビングを完了すること
  • 4ダイブの合計ボトムタイムが100分以上であること
  • 4ダイブのうち2ダイブを40m以深で実施すること
  • すべての海洋トレーニングを安全かつ効果的に完了すること
  • ダイビング計画と実行について、成熟した適切な判断を示すこと

達成条件を満たすまで、必要に応じて追加トレーニングを行います。

必要器材・持ち物

  • バックマウントダブルまたはサイドマウントのボトムガス用シリンダー
  • ガス共有に十分な長さのホースを備えたレギュレーター
  • 複数の減圧用ステージシリンダーとレギュレーター
  • ドライスーツ使用時の独立したスーツ用インフレーションシリンダー
  • ダイブコンピュータとバックアップの時間・深度計測器
  • クローズドタイプのSMBまたはリフトバッグ
  • 浮上用リールまたはスプール
  • カッティングデバイス
  • バックアップマスク
  • プライマリーライトとバックアップライト
  • 水中ノート
  • トレーニング環境に適した保護スーツ
  • 酸素・ヘリウムを含む使用ガスを適切に分析するための器材
  • その他、計画するダイビングに必要な器材

担当インストラクターより一言

深いダイビングでは、深度だけでなく、呼吸するガスの選択が安全性とパフォーマンスに大きく影響します。トライミックスは、ヘリウムによって窒素ナルコシスとガス密度を抑え、深場での判断力と呼吸の負担を管理するための重要な選択肢です。

evisでは、自社ダイビングプールで複数のステージシリンダー、ガス共有、SMB、トラブル対応を繰り返し練習し、チームで計画を確実に実行できるダイバーを育成します。修了後は経験を積み、TDIアドバンストライミックスダイバーコースへ進むことができます。




講習費用

講習費 142,450円
実習費 33,000円
教材/登録費 4,950円
申請料 6,600円
合計 187,000円
その他の費用 食事代・宿泊費・ボートダイビング代・レンタル代・トライミックスガス代(いずれも必要な場合)

※2名以上の場合は、合計料金から1名あたり22,000円割引します。
※evisでTDIエクステンディッドレンジダイバーコースを修了し、学科・プールが免除となる場合は55,000円割引します。
※evisでTDIエクステンディッドレンジダイバーコースを修了し、学科のみ免除となる場合は27,500円割引します。
※実習費には、プールで使用するシリンダーレンタル、海洋実習の施設使用料、実習経費が含まれます。
※教材費には、TDIエクステンディッドレンジ/トライミックスダイバーマニュアルが含まれます。
※申請料は6,600円です。
※トライミックスガス代は、使用する混合ガスとシリンダーによって異なるため別途必要です。
※海洋実習でボートダイビングを使用する場合は、1日につき5,500円以上の追加費用が必要です。
※TDIのスタンダード&プロシージャーに定められた達成条件を満たすことで認定されます。追加トレーニングが必要な場合は別途費用がかかります。

【レンタル・充填料金】
- 酸素対応レギュレーターのレンタル(コース期間中・1セット):5,500円
- 充填済み減圧用シリンダーのレンタル(コース期間中・1セット):5,500円
- 持ち込みステージシリンダーへの酸素充填:100bar 3,300円/180bar 5,500円
- 持ち込みステージシリンダーへのEAN50充填:180bar 4,400円