SDIソロダイバースペシャルティコース
SDIソロダイバースペシャルティコースは、単独潜水を安易に勧めるためのコースではありません。経験を積んだダイバーが、バディに依存しない計画力、冗長性のある器材構成、自分の限界を見極める判断力、緊急時に自ら対応する力を身につけるためのトレーニングです。
evisでは、ガス消費量に基づくダイブプラン、独立した予備呼吸ガス、ナビゲーション、SMBの展開、事故を防ぐための判断を繰り返し練習します。自分の安全に責任を持てるダイバーになることは、単独で潜る場合だけでなく、バディダイビングでも信頼される存在になることにつながります。
達成できること
- ソロダイビングの利点・危険性・法的責任・実施すべきでない状況を理解する
- 自分の空気消費量からダイブの限界と必要ガス量を計画できる
- 冗長性のある器材を正しく構成し、独立した予備呼吸ガスへ切り替えられる
- コンパスを使って確実にナビゲーションできる
- SMBを展開し、音による合図を使用できる
- 計画した深度・時間・ガスの範囲内でダイブを完結できる
- 自分の限界を判断し、必要なときにダイビングを中止できる
- 修了すると、講習と同等の活動・環境・条件の範囲でSDIインストラクターの直接監督なしにソロダイビングを行える
- SDIアドバンスドダイバーまたはSDIマスターダイバー認定に必要なスペシャルティのひとつとして積み上げられる
受講の条件
- 21歳以上
- SDIアドバンスドダイバー、または同等資格
- 100ダイブ以上のログを提示できること
講習と所要時間
- 学習講習:約3時間
- evis自社ダイビングプール:約4時間
- 海洋トレーニングダイブ:2回
学習講習
ソロダイビングの歴史と考え方、バディダイビングとソロダイビングの利点・危険性、責任、実施すべきでない状況、器材構成、ダイブプラン、ナビゲーション、緊急時対応について学びます。
プール講習
evis自社ダイビングプールで、冗長性のある器材構成、予備呼吸ガスへの切替、SMBの展開、トラブル対応を繰り返し練習します。
海洋実習
2回のトレーニングダイブ
主な課題
- 現地のダイビング環境に合わせたフル装備で、オープンウォーターを200m連続して水面移動する
- 自分の空気消費量に基づいてダイブ限界を決め、正確なダイブプランを作成する
- 計画した深度・時間・ガスの制限内でダイブを実行する
- 適切な潜降・浮上速度と安全停止を維持する
- ダイブコンピューターなどで無減圧限界を継続して確認する
- コンパスナビゲーションを確実に行う
- 独立した予備呼吸ガスへ切り替える(最大深度30m以内)
- SMBを展開する
- 音による合図を使用する
- 異常や不安があるときに中止を判断する
必要器材・持ち物
- 通常のスクーバダイビング器材一式
- 独立した予備呼吸ガスと専用レギュレーター・残圧計
- ダイブコンピューター
- コンパス
- カッティングデバイス
- バックアップマスク
- SMB
- リールまたはスプール
- 水面で使用できる音による合図器具
※バックマウントダブルやサイドマウントダブルでも参加できます。器材構成については事前に確認します。
あると便利なグッズ
水中ノートまたはスレート
担当インストラクターより一言
ソロダイバーに必要なのは、勇気ではなく慎重さです。器材を増やすだけでも、自分一人で何とかすることでもありません。潜らない判断を含めて、自分の限界とリスクを正確に評価し、準備と計画を最後まで実行できるダイバーを目指します。その力は、バディと潜るときにも大きな安全につながります。
ソロダイビングに関する記事
単独潜水(ソロダイビング)は危険なのか? パート1
単独潜水(ソロダイビング)は危険なのか? パート2
外部セミナーレポート
JCUEセミナー『ソロ(単独)潜水はバディシステムより危険なのか?』
講習費用
| 講習費 | 97,350円 |
|---|---|
| 教材/登録費 | 7,150円 |
| 申請料 | 6,600円 |
| 合計 | 111,100円 |
| その他の費用 | 宿泊費、ボート代、交通費、食費、個人器材のレンタル費は別途必要です。 |
表示料金は税込です。コース費用には、学習講習、プールトレーニング、海洋トレーニング、予備呼吸ガス用シリンダーセットのレンタルが含まれます。2名以上で同時開催する場合は、1名あたり33,000円引きの78,100円です。追加トレーニングが必要な場合は、1日33,000円からとなります。