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Tour Report

TDIカバーンダイバーコース 西伊豆 雲見

テクニカルダイビングコース

西伊豆雲見にカバーンダイバーコースの実習に行ってきました。
今回は、学科プールと続けて4日間連続で開催しました。


今回の参加者は、洞窟王吉田さんの弟子のSさん、山岳救助やドローンの専門家です。そして地形の研究をする学者のKさん、洞窟も大好きで水中洞窟も研究したいとケイブダイバーを目指しています。
今回はこのようなプロフェッショナルな二人に洞窟ダイビングの入門コースであるカバーンのトレーニングを開催しました。


今回のお二人もとても熱心にトレーニングに参加されました。二人とも素晴らしいのは、教えたことをすぐに実践したり用意されることです。事前準備が整っているので、課題もスムーズにこなしていきます。また指摘したことを素直に受け止めオープンマインドに対応されるところですね。

Kさんは調査潜水で200本ほどの経験者で、前回のシェルドライスーツとサイドマウントコースでのトレーニングから急成長して、安定感がでてきました。
Sさんは昨年evisでOWとADを取得しケイブダイビングの用意をしてきました。まだ潜水本数は20本とevisで過去最少本数でのカバーンへの挑戦です。





洞窟好きのふたりを連れて室岩洞へ



カバーンダイビングとは陽光の見える範囲の洞窟ダイビング。
本格的な洞窟ダイビングの初級コースになります。

洞窟ダイビングに興味のある方はぜひこのコースに参加してみてください。
自身が洞窟ダイビングに適しているか知ることができます。
このコースでは、洞窟を潜るための特殊なトレーニングが含まれています。
特にevisでは長年洞窟潜水を探検し教えてきたインストラクターが、培ってきた特別なトレーニングも行っています。これらは健全に洞窟潜水に進むための大きなヒントがあります。
このコースに参加することで、この先、ケイブダイビングの世界に入っていくことができるかどうか自身で納得していただくことができます。

そしてケイブダイビングの世界に行くつもりがない方にとっても価値あるコースです。
日本でもたくさんのカバーンが水中にあります。
一見、神秘的で魅力的な世界ですが、ひとつ間違えれば、事故に巻き込まれる可能性もあります。
自身の安全のために、洞窟潜水のリスクを知っておくことも価値があります。
また特殊な環境で必要とされるスキルは、今後、ダイビングを続けていく中で、たいへん役に立つスキルを身に着けることができます。

新しい世界へぜひ

コースの詳細はこちら⇩



written by かとう だいすけ