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ツアー報告

Tour Report

メキシコ セノーテ 洞窟探検&フルケーブダイバーコース

テクニカルダイビングコース

年に一度のセノーテツアー!! 今年もいってまいりました。
今年はカリブ海も遺跡観光もカンクンの海水浴もなし!
ひたすらセノーテを潜り倒します。

セノーテは五日間。僕はみっちのフルケーブコース。その他のメンバーはファンダイブ! しかしケーブダイバーたちの予定があわず数人これなくなり。。。ファンダイブはなおオンリー! 現地インストラクタートレーナーのハリーと潜ります。

以下は講習生みっちの感想文です。

3月12日 AM6:00 みっちにとって わくわくとドキドキのメキシコはセノーテツアー
私たちは evis号でセントレアに向かいま~す

8:25 成田に向けて出発
1時間程で到着し
12:00 AA176便にて いよいよアメリカ ダラスに向けてTakeOff!
約11時間20分の空の旅
離陸後数分で お菓子と飲み物 そして出た食事は3回 今が何ごはんだかよくわからないけど ほとんど残さず食べちゃった元気な私です
日付変更線を越えて ダラスに着くと現地時間はAM9:20 また3月12日が始まった
長蛇の列の入国審査を終えたら 空港の外にほんのちょっとだけ出てアメリカの地の空気を吸った
そして出発が迫るメキシコ カンクン行きの飛行機の搭乗口に急げ!
AA2045便 で2時間40後には カンクンに到着 現地時間はPM12:50 また時計を1時間戻した
カンクンからプラヤ・デル・カルメンへは車で約1時間
ようやくホテルに着いて ホッと一息ついたのは15時頃 今回は荷物の多いテックツアーなので 一人一部屋です 夕食までは各自 思い思いに過ごしました
18時 夕食の為に街に出ます
ここプラヤ・デル・カルメンは コズメルに向かうボートが着く港町 港近くの通りは リゾート感いっぱいで レストランやお土産屋さんが立ち並ぶ とても賑やかな場所 最初は心配だったけど ツアー後半には 夜 一人で買い物に歩いても平気でした(よく現地の人に間違われる みっちだから大丈夫だったのかもしれないから“ちゃんとジャパニーズガール”は男性と一緒に出掛けた方が安心ですね)
さて夕食は外壁で囲われていなからとても開放的で 店内には かわいい太陽の飾りがいっぱいのお店でメキシカンフードの定番のタコスを堪能 流しの楽団の演奏するメキシカンミュージックも聞こえて いい雰囲気でした~
ホテルに帰ったら『明日からの講習に備えて しっかり休まなきゃ』と思う間もなくZzz… なが~い1日だったからね おやすみなさ~い!

3月13日
朝食を済ませて、いざセノーテへ!
本日のポイント Chikin-ha
まずは ちょっとした石段で 雑談をしながらのんびりセッティング
テックはシビアだからこそ 準備はリラックスして万全に!
同じダブルタンクでも みっちはバックマウント 他の皆さんはサイドマウント 見た目も違えば 勝手も違い 陸上ではずいぶん身軽そうです
みんな準備が整い いよいよセノーテにエントリー
ハリー&なおのファンダイブチームは すいすい~と洞窟に消えていきました
フルケーブインストラクターだいすけ&講習生みっちの講習チームは まずはオープンウォーターエリアで基本トレーニング
バランスチェック・エアシェア(+ブラインド)・バルブシャットダウンドリル・リールワーク・ラインに沿って進む(+ブラインド)
ちょっとだけ洞窟に入ってケーブ体験 だいすけインストラクターの後ろについて進んでいくと カバーンエリアの奥の方に テキストにあった死神看板を目にして ちょっとビビった そのまま奥に進み そんな中でもエアシェア(+ブラインド)で1本目終了

ランチ休憩後の2本目は オープンウォーターエリアでバルブシャットダウンドリル・エアシェア・パーマネントラインまでのリールワーク
1本目よりも奥まで入って帰って来た カバーンエリアに差し掛かる前に ロストバディ・ロストラインを行って本日の課題終了

今日も街へ繰り出して夕食です
今晩はメキシカンフード以外も取り揃えたお店
やっぱり外壁に囲まれていなくて外の風が通る店内では アンデス調の音楽の生演奏をしている
いそいそと動き回る店員さん 中でもひときわ元気も愛想も良くてサービス精神旺盛なウェイターが私たちのテーブルに付いた ボリューミーな肉料理やシーフードでお腹を満たしてお会計…1品凄く値引きしてくれた それをめっちゃアピールするのが彼のかわいいところ なぜだかわからないサービスに首を傾げながらも 気分よく帰りました

3月14日
本日のポイント Tajma-ha

のんびり・じっくりセッティングをしてエントリー
今日の1本目 オープンウォーターエリアでバルブシャットダウンドリルを終えたら 早々に洞窟へ
1本丸々だいすけインストラクターのデモンストレーション カバーンエリアからパーマネントラインまでのリールワーク・パーマネントラインに沿って洞窟内を探検・ジャンプの様子を見学した
少し休憩したら2本目 今度はみっちがリールワークを行って 1本目と同じように進んだ ジャンプもちゃんとできたよ。 今日は少し余裕が出てきて景色が楽しめました

今日の夕食はホテル近くの安くて美味しいタコスのお店
今までのお店とは違い ローカルの人の利用も多そうな感じ
事実 タコスがめっちゃ美味しい~~~!今まで食べた中で一番美味しい~~~!すっかりこのお店のファンになりました でも手放しで浮かれてはいられない
みっちは深夜に学科テストPart1が待っているのでした…

3月15日
本日のポイント X-TABAY

このポイントは他と印象が全く違い 水面(みなも)に睡蓮が咲き オープンウォーターエリアの浅場は 岩が苔のようなものに覆われ 陸上からの眺めは一面グリーン 水に入れば 茎の長さは50cmくらいで アサガオの葉ような葉っぱに空気を貯めて直立している植物が生え 本当に美しい “極楽浄土”って感じ
また観光化が進んでいて歩道も整備されています

1本目・2本目ともに オープンウォーターエリアでバルブシャットダウンドリル・エアシェア  パーマネントラインまでのリールワーク・ジャンプ・クッキーの利用・トリムの安定チェック・アウェアネスの感度チェックを行った

今日の夕食は再び町に出た 通りをいつもとは逆に歩いて イタリアンを楽しんだ
もろイタリア人って感じのウェイターさんは おしゃれで陽気
パスタやピザでお腹はいっぱいだけど ウェイターさんの薦めでドルチェ(デザート)を注文
い~や めっちゃ美味しい 食べなきゃ損してたよ!

そして今夜も学科テストPart2…頑張ります

3月16日
本日のポイント No hoch
観光客がすっごく多いです

今日は講習最終日
1本目・2本目ともにオープンウォーターエリアでは 儀式のようにバルブシャットダウンドリル・エアシェア
洞窟では昨日までのトレーニングを盛り込んだ 総合的なチェックを行い講習が終わった
合格できたかなぁ?

今日の夕食は またあのタコス屋さんへ だって美味しいんだもん!
夕食後はショッピング 勉強からも解放されて楽しい時間
しかし いざ買い物をしようとしたら お財布がない!大きいお金やクレジットカードはホテルの金庫に預けたままだったことを すっかり忘れていて ホテルまで取りに戻ったのでした

3月17日 ダイビング最終日
本目のポイント DOS OJOS

昨日 講習も学科テストも終わり 晴れてフルケーブダイバーとなったみっちは みんなとともに ファンダイブ×2 感無量です!

さぁ滞在も最終日 ホテルに帰ったらソッコーお出かけ
明るい時間だったので 観光地ではなく生活の街を歩き回ったのは刺激的だった
屋台で買ったトロピカルフルーツを頬張りながら いつもの通りを歩く 明るい時間は雰囲気が違う
海が こんなに近くにあって こんなにキレイな色をしてたことも やっと気がついた
コズメルもキレイなんだろうなぁ~

そして今日の夕食も またまたタコス屋さん…来すぎでしょ!
でも“食べ納め”だから!
みっちも い~っぱい食べて大満足です

このあとは翌日AM2:30のピックアップまで各自自由時間 寝たら危険なので お買い物やのんびりパッキングをして過ごします

3月18日 AM2:30
空港送迎の車に乗り込むと カンクンまで眠ることなく喋り続けてた私たち
手続ききを済ませ飛び立つのを待ちます
カンクン⇒ダラスは順調なフライト
しかしダラス⇒成田は機材使用不能で代替え機を待って遅れて出発したため 成田⇒名古屋の便に間に合わず 成田に1泊になりましたが ラッキーとばかりにホテルを楽しみました
プラヤ・デル・カルメンのホテルで一睡もしなかったため 帰りの飛行機では寝っぱなし お陰で立派な時差ボケで成田のホテルでは 全然眠れませんでした

元々はスキルアップと知識を増やすために始めたテクニカルダイビング 本当にケーブまで進むなんて思ってもみなかった でも一昨年 セノーテの話を聞いて行ってみたくて行ってみたくて…でも昨年は叶わなかった 次の機会こそはと思いながら一年待って やっとチャンスが巡ってきた!
だけど資格が足りないので 2月は大急ぎで不足している講習を受けトレーニングに明け暮れた そして3月 晴れてセノーテに飛んだ
初めてのケーブダイビング セノーテに着いてからも 始めは『大丈夫か私?』と おっかなびっくり
でも実際に講習が始まってみると 洞窟の暗闇の恐怖心がなくなっていった
講習初日に洞窟に入って 今まで見たことのない景色を目の当たりにして感動した『だいすけさん 私はあなたに出逢わなければ こんな景色に出逢うこともなかったでしょう ここまで導いてくれて ありがとう』って本気で思った
と同時に ケーブダイビングは大袈裟かもしれないけど 命懸けと言っても過言ではないと思う
とてもシビアな環境下でのバディは運命共同体 本当に信頼している人としか一緒に行きたくないとも思った
だからこそ信頼できるバディと協力しあって探検するって楽しいんだ!
ケーブダイビングといえば 多くは水中鍾乳洞を連想するでしょう でも みっちが惹かれたのは 水の美しさ 淡水と海水がくっきり別れ 水中に水面が見える その境目を泳ぐと 淡水と海水が混じりあい もやもやができ 上や下に抜けると また視界がクリアになるし温度の違いも感じる不思議なハロクラインの世界です
ケーブダイビング全体の印象は ディズニーランドのホーンテットマンションでした

来年もまた行きたいなぁ~課題も 新しい目標も見つかって のんびりしていられない一年になりそうです

楽しく 充実したツアーをありがとうございました!


みっちレポートありがとう。また来年の春セノーテツアー開催! 楽しみです!!!!!!!!!


[撮影]だいすけ ハリー


written by かとう だいすけ