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ツアー報告

Tour Report

南伊豆 神子元 ハンマーヘッド登場~

レスキューダイバー限定、ダイナミックスポット、神子元、またまた行ってきましたー
まだまだ、ベストコンディションではないですが、[別格]を魅せてくれました。

1日目

夜九時出発で、今回もキャンピングバスでのんびりごろごろ伊豆の南端へ向かいます。天城峠あたりでは鹿ウォッチング。丸いなーと思ったら、イノシシも。そして山の上からは、目の前にオリオン座がきれいです。

2日目

[天気]晴れ [気温]28〜32℃ [水温]23〜25℃ [視界]10〜15m [海況]波なし 流れあり

[青根・ジャブ根] 大型ダイビングクルーザーで20分。海はべた凪。海面が朝日でキラキラきれいです。フル装備着用して、ジャイアントストライドエントリーで一斉にエントリーです。海面で集合後、フリー潜降で海底を目指します。レスキュー取り立ての上級者ダイバー見習いのしょうちゃんとまこっちゃんは、豪快なダイビングスタイルに驚愕‼ 神子元の洗礼をうけました。水底は、流れもあまりなく、群れはあまり見られません。進んでいくと、ミナミハコフグの赤ちゃんやガーベラミノウミウシ、そして玄達瀬や隠岐の島で見た、まだ名前のないギンポ(コケギンポに毛がないタイプ)通称ハゲギンポが! 太平洋側にもいるんですねー。ピンクの♂と地味な♀もいました。なんだかマクロ系なダイビングから始まりましたが、沖へ進んでいくと、流れも出てきて、神子元らしくなってきました。すると、岩を回り込むと、でっかいクエが、ホンソメワケベラにクリーニングされていました。お互いあまりの至近距離にびっくり。みんなで囲んで観察しました。そのあともカンパチやワラサの群れ、テングダイの群れなど登場しました。

[カメ根] 大好きなカメ根です。いつもより北側からエントリー。流れにのって進んでいきます。途中流れに逆らいつつ、ハンマー探し! すると現れました。2メートル弱の大きなハンマーヘッドシャークが真正面から向ってきました。目の前を通り過ぎていきます。神子元常連メンバーはこんな時、反応が早い! しかし初参加のみなさんは、合図になかなか気づいてくれません。しかし通り過ぎるころには、全員確認できました。よかったですねー。他にも大きなマダイや神子元常連生物がいっぱいでした。

ランチタイムを挟んでさらにもう一本いきました。

[青根・ジャブ根] 流れもいい感じで、カレントフックで岩にフッキングして、根待ち。流れが気持ちいいですー。タカベやイサキの超大群で、魚の壁ができています。
満足のダイビングを終え、向かう先は、温泉~一日の疲れを落として、お宿で夕食です。THE民宿のおいしい夕ご飯を食べてからは、弓が浜で、星空の元、さざ波を聞きながら、プチ花火大会。夜はおやつを食べながら、ロギングして休みました。

3日目

朝、K部長も合流。合計8名のevis部隊で、神子元に挑みます。しかし、今日は風波が強いです。白波たっています。神子元島の島影からエントリーです。

[梯子段] このポイントで3ダイブしました。僕は初めて潜るポイントです。ある意味楽しみです。入ってみると、結構、流れています。240°方向に進みながら、根待ちします。しかし根待ちしていると、タカベやイサキは別の根に移動してしまいます。しかししばらく粘ってみると、ゆっくりとアオウミガメの大きいのが現れ、ゆっくり泳ぎ去って行きました。またこのあたりは、白い砂地もあって、ホシエイなど観察できました。そのあとは、流れに身を任せ、根沿いを楽しみ、最後は、少しの可能性にかけて、ハンマー狙いにかけてみましたが、タカベやイサキやメジナの魚塊を見て楽しみました。3ダイブ目は、視界がぐっと下がり、濁っていて、魚はたくさんいるのですが、近づかないとなかなか見れませんが、突然、大きなアオブダイやハマフエフキなど現れるので驚きました。ダイナミック系ダイビングのラストダイブとするとちょっと物足りない感じになりました。また10月に平日で神子元ツアー組みたいと思いますー。

[担当]だいすけ
[撮影]ようすけ しんいち  だいすけ 


written by かとう だいすけ