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ツアー報告

Tour Report

九州 稲積水中鍾乳洞 ケーブトレーニング

テクニカルダイビングコース


今年初! 稲積鍾乳洞までケーブトレーニングに行ってきました。
稲積水中鍾乳洞は3億年前に形成され、30万年前の阿蘇火山大噴火により水没し、いまの形になりました。
日本一長い水中洞窟です。ケーブ内には数多くの鍾乳石が見られる貴重な水中鍾乳洞なのです。
深度の深い場所もありますが、深度が浅いところで。しっかりトレーニングできるのがとてもありがたい日本国内のケーブサイトです。

今回も稲積の水中洞窟管理者のTDIファシリティ トップシークレット ケーブエクスプローラーINAZUMIの大濱さんと白石さんにサポートしていただきました。

名古屋から大阪経由で九州までマイクロバスの旅です。今回は丸4日間の行程で、ダイビングは3日間行います。




ラインワークのランドワークで、巻き付けるところ間違えています(笑) 毎日楽しい洞窟王とつっちぃです。Aさんもすっかりなじんでいます(笑)







今回はダイビング初日の夜に大分で大きな地震がありました。
しかし、洞窟王 吉田勝次さんから『洞窟は何億年何万年も前から存在していて、過去にいろんな天災にも耐えてきたものだから、人工の建造物だって敵わないほど頑丈!!』というお言葉にメンバーも安心。よく注意しながら二日目もダイビングを継続することにしました。
潜ってみると、地震で地形が崩れていたりはなく、常設されているパーマネントラインも無事でした。
しかし、粘土質部分が揺さぶられたのか、視界はとても悪いです。通常なら、ダイビング中止も考えますが、洞窟王は泥水で潜ってきた経験もあり、つっちぃは沈没したボートの引き上げで、低視界の港の中だったり、ボートの内部まで潜って調査もしているダイバー。AさんもMさんも本格的なレックペネトレーションのトレーニングと経験もありますので、この辺りは安心してみていられます。ともに経験して仲間の技量が把握できているってこういう時にありがたいですね。
結局3日目もさらに視界は悪く、特別なトレーニングを経験してもらうことができました。

あたらめて今回のトレーニングを担当して思ったことですが、いわゆる直接水面に浮上できないオーバーヘッド環境(頭上閉鎖環境)へのペネトレーション(内部進入)では、固有の基本ルールがあります。とても簡単なルールなのですが、様々なシチュエーションが想定されるオーバーヘッド環境では、この基本ルールを絶対に守ることが、ケーブダイビングやレックペネトレーションダイビングでは重要です。普段のダイビングの感覚では、この固有の基本ルールをうっかり守れないことも考えられます。繰り返しトレーニングで様々な状況を体験し凡事徹底でこの基本ルールを深く深く理解することが本当に大切だなと思いました。聞いて知るのと、トレーニングを経て深く理解することは全く異なることだと思います。テクニカルダイビングはレクリエーションな遊びですが、リスクが高いからこそ、トレーニングを重ねて、想定外を想定できる範囲を広げておきたいですね。また今回のように、現地のテクニカルインストラクターである大濱さんたちに、別の視点でアドバイスもらえることも皆さんにとってとても有益でありがたいことですね。いい環境に感謝です。





written by かとう だいすけ